チラシ制作|太陽光リパワリング工事

約10年前に太陽光パネルを設置した発電所オーナーに向けて、リパワリング工事の提案および3Gサービス終了に伴う監視システム交換の告知を目的としたA4両面チラシを制作しました。

目次

背景

社内より「リパワリング工事を強化したいから、申し込みが来るチラシを作ってほしい」という形で依頼を受けました。

文言や構成はすべて自分で考えるところからスタート。どうしたら問い合わせに繋がるかを軸に、ターゲットの状況を整理しながら制作を進めました。

最初は表面のみの片面チラシとして配布しましたが、反応がありませんでした。そこで情報の構成や訴求の角度を見直し、両面構成にリニューアルしたのが今回のチラシです。

すり合わせ・進め方

依頼者との確認は「リパワリング工事の問い合わせを取りたい」という方向性のみ。文言・構成・ターゲット像はすべて自分で設計しました。ターゲットの状況や訴求の切り口はAIとの壁打ちを通じて整理しており、AIと併走しながら「どう伝えるか」を詰めていきました。

BtoCのチラシであるため、専門用語をどこまで使うか・どこまで噛み砕くかのバランスを特に意識しています。「リパワリングとは何か」をチラシ内で一言説明する構成にしたのも、そのためです。

整理したこと

まず、ターゲットであるオーナーが感じているであろう不安をAIとの壁打ちを通じて言語化しました。

  • 故障してしまった
  • 売電収入が減ってきた
  • 保障期間が切れそう
  • 施工業者と疎遠になり困っている

こういった悩みを冒頭に並べることで、「これ、自分のことだ」と感じてもらう入口をつくることを意識しました。

また、裏面に追加した3Gサービス終了の告知は、現場スタッフからの「3G終了で困っているお客さんがいる」という声がきっかけです。実際にお客様と接している現場だからこそ出てきたアイデアで、デザインを考える上で非常に参考になりました。こういった場面で現場の生の声は本当に役に立ちます。

「なぜ損失につながるのか」の流れは、3Gサービス終了 → 遠隔監視システムが停止 → 故障や不具合に気づけない → 売電損失が発生という因果関係を図解で示すことで、「自分には関係ない」と流されないよう設計しています。

デザインの意図

表面(リパワリング提案)

  • 冒頭に「約10年前に太陽光パネルを設置したオーナーさまへ」と明示し、自分ごととして受け取れるよう絞り込む
  • オーナーが抱えがちな悩みをチェックマーク形式で並べ、共感から入る構成にする
  • 「無料相談実施中」を目立たせ、問い合わせへのハードルを下げる

裏面(3G終了告知)

・「重要」バナーを冒頭に配置し、スルーされないよう視覚的に引き止める
・「2026年3月以降、動作しなくなるおそれがあります」という期限を明示し、今すぐ確認しなければという緊張感を持たせる ・損失発生の流れをアイコン+矢印で図解し、専門知識がなくても理解できる構成にする
・ 「ご自身で3G対応機器か確認する方法」として型番の調べ方を掲載し、問い合わせ前の不安を解消する導線をつくる

結果

両面構成にリニューアル後、問い合わせが発生しました。デザインだけでなく、情報の構成や訴求の角度を現場スタッフの貴重な意見より見直すことで反応につながった事例です。

※ 掲載画像の一部はモザイク処理をしています。実際のデザインデータは、お問い合わせいただいた方にお見せすることが可能です。お気軽にご連絡ください。

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