概要
自治体への事業提案に向けた資料づくりを、内容の整理から構成設計までサポートしました。社内担当者と連携しながら、提案の流れに沿って「伝わる資料」へと形にしていくプロセスです。
背景
担当部署の判断基準が見えにくく、情報の出し方や順番も整理されていない状態からのスタートでした。自主提案は受け取る側に義務がないぶん、押しすぎると逆効果になりかねない難しさがあり、「何を伝えるか」以上に「どう出すか」が問われる仕事でした。
1回目の提出と気づき
初回の提出では、残念ながら内容がうまく受け取ってもらえず、話が止まってしまいました。振り返ると、事業の魅力を前に出しすぎていたこと、相手の検討段階に合っていない情報の出し方になっていたことが原因だったと思います。
構成の見直し
2回目に向けて、資料の設計を根本から見直しました。「誰が判断するのか」「何を判断してもらう必要があるのか」「どこまで情報を出すべきか」——この3点を軸に、事業を説明するための資料ではなく、担当者が動きやすい資料になるよう再構成しました。
役割分担と進め方
提案の方向性や自治体とのやり取りは社内担当者が担い、わたしはその内容を資料として整理・構造化する役割を受け持ちました。交渉の中で出てきた情報をそのまま並べるのではなく、見せる順番・踏み込む深さ・明確にすべき部分を調整しながら、読み手に届く形に組み直しています。
デザインの考え方
見た目を整えることよりも、情報の設計を優先しました。優先順位を明確にすること、踏み込みすぎない表現にすること、誤解が生まれない構成にすること。この3点を軸に制作しています。
結果
2回目は担当者と直接話す機会をいただき、提案が前に進む状態をつくることができました。


振り返り
この案件を通じて、「内容が正しいかどうか」以上に、「どのタイミングで、どこまで伝えるか」が結果を左右すると改めて実感しました。
※ 掲載画像はモザイク処理をしています。実際のデザインデータは、お問い合わせいただいた方にお見せすることが可能です。お気軽にご連絡ください。

